富士通は、スマートフォンの画面を見るだけでユーザーの目の虹彩を読み取り、ロック解除ができる虹彩認証システムを搭載した端末のプロトタイプを開発したと発表しました。現在、スマホで画面ロックなどを解除する手法としては、パスワードやパターンの入力や指紋認証などが主流となっています。今回開発された虹彩(瞳孔の外側にある色が付いている環状の部分)による生体認証システムは、虹彩の持つ皺のパターンを認識し本人確認をおこなう技術です。虹彩は2歳頃からほとんど変化せず、また外傷も受けにくく、偽造も困難といった特長があるといいます。読み取り方法は、赤外線LED照明で赤外線を照射し、赤外線カメラで眼球部分を撮影することにより虹彩パターンを取得し、登録朰合する仕組み。従来からある虹彩認証機能を、スマホ用に小型0楧化したものとなっています。セキュリティが強固なうえ、画面を見るだけでロック解除ができるため手を使う煩わしさがなく、使い勝手も大きく向上するほか、ウェブサービスのログイン時などにも応用できます。今後は、各種ソリューションへの適用を検討しているといいます。
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